桜山古墳草むしり

 逗子市からの委託により、カモミールのメンバーと職員で2016年11月21日、28日、12月5日の日程で長柄桜山古墳の草むしりを実施しました。
 この古墳は平成になって初めて発見され、発掘等の調査や整備が行われています。古墳には笹が植えられていますが、その間から雑草が生えて笹の生育を損なうため、これを取り除く必要があります。無論、笹を抜いてはいけないので手作業で行いました。
 古墳だけあって小さな丘を登りながら雑草を抜いていくような形だったので、平坦な場所の草むしりよりも足腰が鍛えられました。また、笹を抜かないように注意を払って草むしりをしたので神経を使いました。主に生えていた雑草はドクダミかスギナでしたが、低木も生えていて一筋縄ではいきませんでした。それらは素手で抜くことや折ることは難しいので剪定ばさみを用いて取り除きました。なお周辺にはウルシが何本か生えており、かぶれないためにもなるべく近づかないようにしました。(特に私はウルシでひどい目に遭った経験があるので…)周辺はハイキングコースということもあり、道行く色々な方々に時折挨拶をするのが良い気分転換になりました。
 草むしりは体力を使いますが、終わった後に作業前よりはるかに綺麗になったのを確認した時の達成感はとても心地よいものでした。それに、この作業を通じて初めてこの古墳の存在を知り、謎めいた日本史の一端に触れたような気になったのもとても感慨深かったです。(メンバーS)

更新日:2017年02月23日

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